上記のチラシ、いくつかの商品と金額が書かれていますが、みなさんは何を最初に見たでしょう? このような1枚の紙に複数の対象物が書かれている場合、多くの人は左上から見ることが多いのです。つまりバナナを最初に見る人が圧倒的に多い。このように人は左視野を優先する傾向があります。

 一般的に1.バナナ(左上)、2.トマト(右上)、3.柿(左下)、4.ブロッコリー(右下)というように、Z型に視野を移動します。このことは印刷業界ではよく知られていて、チラシなどは一番売り出したいモノを左上に掲載しているのです。

 魚の盛りつけも左に頭が基本。これは右利きの人が頭に近いところから食べるのに、食べやすい形だからというです。しかし、それだけではありません。頭を左にすると、最初に魚の顔が目に飛び込んできて、見栄えが良くなるという効果を期待してのものであります。

どうして人が左視野を優先するかというのは、書籍『デザインを科学する』の中で解説しています。